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英文法−現代英文法講義

            文法書は、文の構成理解の手がかりという範囲でご利用されればと思います。
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 文法書も数十冊読破しました。同じテーマでも著書により言い分が分かれます。それはときとすると論争になるほどです。ただし、私にいわせれば、現実の使用にはいかなる文法理論も一歩後退せざるをえません。例えば、ある場面で、ここでは「完了形を使うべきだ!」と声をあらげても、過去形が平気で使われて入れば、それを良しとしなければ会話はできません。いやいや完了形の代用だよ。などと理屈をつけるのは、結構ですが、それは生活場面とほど遠い発想だと思います。もちろん、母国語ではない言語の習得段階に文法の理解は必要でしょう。しかし、それはあくまで材料となる範囲のこと。私はそう思うのですが。

    現代英文法講義  

英文の構造を知る手がかりに    現在のいちおしです!
 
 私は英文法の不要論者ではないけれど、かといって英文法万能主義でもありません。ある程度の文法の知識がついたら、それを手がかりに実践において英文法は感じ取ればいいと考えているからです。例えば、wouldを中学では、willの過去形と習う。それで実践の場でどうも違うという思いに駆られる。He would chose another one.このとき場面において「彼なら」というニュアンスを感じ取る。そしてそれがすべてと思うからです。受験における文の書き換えが実はおかしいと感じる日が来る。それがすべてと思うからです。もちろん、さまざまなレベルで、英語を感じ取るには相当量の読書も必要となるでしょう。そうして高校生の方など、真剣に学ばれれば学ばれるほどに疑問が生じるかもしれません。そんな方に疑問解消の一助となるのが本書ではないでしょうか。

 本書に書かれていることは文法学習者にとっての疑問を解決してくれるでしょう。私自身多くの文法書も参考程度に目を通すことが多かったです。要は文法は現実との整合性を以下にうまく説明するかの技法と考えています。たとえば、主語が複数なのに述語の名詞が単数だったり、不加算名詞と思ったら、定冠詞がついたり、名詞と思ったものが動詞として使われたり、制限用法が妥当と思ったときに、継続用法が使われていたり。そんなときにどうしますか。多くの文法書で確認をするのもいいでしょう。ある文法書と他の文法書に相違があれば、論理性に優れている方に軍配を上げてもいいかもしれません。
 しかし、すくなくとも英語の運用を手段とする方は、伝えるべき意味、心に重点をおくべきだと思います。そのあたりは難しいわけですが、理想的にはネーティブにチェックしてもらうことです。
 ただだれもがそのような環境で学習されているわけではありませんから、やはり原書の多読と多聴が有効と考えます。


 




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